VOLVOのPHEV「V60 Recharge Ultimate T6 AWD plug-in hybrid (以降、V60 Recharge) 」について、最適な自宅用EV充電器をご紹介します!
【目次】
VOLVO「V60 Recharge」について
V60 Rechargeの内装
V60 Rechargeの最大の特徴は、洗練された内装であると言えます!
シンプルで上品なデザインが際立っていますね!
ガラスルーフとEV
V60 Rechargeでは、ガラスルーフが標準搭載されています!
実はTESLAのmodel 3やBYDのATTO 3など、ガラスルーフが搭載されているEV・PHEVは意外に多いのです。
ガラスルーフ搭載のEV・PHEVが多いことには理由があります!
当然ですが、EV・PHEVはガソリン車と異なり、大きなサイズのバッテリーを搭載する必要があります。
相当な重量のあるバッテリーは、車体全体のバランスも踏まえ、ほとんどがシート下に格納されますが、これにより車内の空間が狭まります。
実際にはガソリン車と比べ大幅に狭まるという事はありませんが、より開放感を感じる事が出来るようにガラスルーフが搭載されるというわけですね!
V60 Rechargeの価格
V60 Rechargeのメーカー小売価格は、9,090,000円~です。
同プラットフォームのガソリン車「V60 Ultimate」が6,790,000円~であることを考えると、230万円高額です。
EV・PHEVは総じて、ガソリン車と比べ高額ですが、購入に補助金が使用できます!
2024年度、V60 Rechargeは国のCEV補助金が35万円取得可能であるため、8,740,000円~にて購入が可能です。
また、お住まいの自治体が設ける補助金も併用できる場合があります!
例えば東京都では、最大70万円*の補助金が取得可能であるため、国のCEV補助金との併用で、8,040,000円~にて購入が可能です!
*太陽光発電設備の設置が無い場合は最大55万円
補助金の詳細については、実施団体HP等にてご確認くださいませ!
V60 Rechargeの航続距離は?
V60 Rechargeの航続距離(EV走行)は91km(WLTCモード)です。
バッテリー容量が18.8kWhですので、電費*は約4.8km/kWhですね!
*電費について詳しくはコチラ
V60 Rechargeは近いサイズのPHEVである三菱アウトランダーPHEVや、三菱エクリプスクロスPHEVと比べ、航続距離も電費も良い事が特徴です!
メーカー | VOLVO | 三菱 | 三菱 |
車種名 | V60 Recharge | アウトランダー PHEV | エクリプスクロス PHEV |
画像 (イメージ) | |||
航続距離 (WLTCモード) | 91km | 83km | 57km |
バッテリー容量 | 18.8kWh | 20kWh | 13.8kWh |
電費 | 4.8km/kWh | 4.2km/kWh | 4.1km/kWh |
V60 Rechargeの充電口はどこ?
V60 Rechargeの充電口は車体の前方左にあります。
また、V60 Rechargeは急速充電には対応していないため、普通充電口のみが設置されています。
PHEVですので、もちろん給油口も兼ね備えており、給油口は車体の後方右にあります。
充電時間はどのくらい?
充電の方法は大別して「急速充電」と「普通充電」がありますが、前述のとおりV60 Rechargeは急速充電には対応していませんので、普通充電にて電力を充填します。
普通充電は3~8kWの出力が一般的ですが、V60 Rechargeは最大3.6kWの入力制限がある点に注意が必要です!
普通充電設備として一般的な3kWにてV60 Rechargeを充電した場合、バッテリーが空の状態から満充電まで約6時間が必要になります。
もちろん、「空の状態から」ですので、走行に使用した分の電力を都度充電する分にはそこまで長時間を必要としない事もポイントです!
普通充電設備の例
PHEVこそ自宅充電がオススメ!
自宅充電でPHEVの利便性がグッと上がります!
公共のEV充電器は少しずつ増加傾向にありますが、国や自治体は特に公共の急速充電器普及に力を入れている印象です。残念ながらV60 Rechargeは急速充電に対応していませんので、外出先であっても普通充電設備を探さなければなりません。
PHEVはEVと比べバッテリー容量が小さいため、必然的に充電頻度は多くなります。
自宅に普通充電設備を設置することで、外出先でのEV充電器探しが必要なくなり、使用中のEV充電器の順番待ちをする必要もなくなります!
ガソリン車でいうガソリンスタンドが自宅にある状態ですから、大変利便性が高くなると言えます!
PHEVのEV走行は経済的!
PHEVは電気とガソリン両方で走行が可能であるのに、わざわざEV走行をする必要があるのか?そう考える方もいらっしゃる事でしょう。
実は、同じ距離を走行する場合、ガソリン代と電気代では、電気代の方が安い場合が多いのです!
折角ですので、1,000km走行すると仮定した場合、V60 Rechargeではガソリンと電気代でどちらが高いのかを試算してみましょう!
ガソリン走行 | EV走行 | |
燃費*1 電費*1 | 15.6km/L | 4.8km/kWh |
ガソリン単価*2 電気代単価*2 | 約174円/L | 約26円/kWh |
1km走行に 必要な金額 | 約11円/km | 約5円/km |
1,000km走行に 必要な金額 | 約11,000円 | 約5,000円 |
備考
なんと、2倍以上の差がついてしまいました!
PHEVはEV走行の方がオトクに乗れることが表からわかります!
ただし、PHEVはバッテリー容量が小さいため、こまめな充電が必要である事は忘れず、長距離の運転が必要な際にはガソリン走行も上手く活用するのが、より安心なドライブ等に繋がることでしょう!
自宅(家庭)用のEV充電器はどのように選べば良い?
ズバリ、自宅の駐車環境から設置する充電器を選ぶことをオススメいたします!詳しく見ていきましょう!
自宅の駐車環境とEV充電器
自宅用EV充電器には大きく分けて、スタンド設置と壁面設置の2タイプがあります!
こちらの表をご覧ください!
設置タイプ | スタンド設置 | 壁面設置 |
設置イメージ | ||
設置場所 | 任意 | 壁面 |
設置費用 | 壁面設置と比べ高額 | スタンド設置と比べ低額 |
こんな環境に! | 充電位置と建物が遠い | 充電位置と建物が近い |
設置費用を見ると壁面設置タイプに手が出やすくなってしまいますが、
EV特有の理由から、自由度の高いスタンド設置タイプを是非ご検討頂きたいのです!
そのEV特有の理由とは、EVによって充電口の位置が大きく異なる事です!
こちらの画像をご覧頂くと一目瞭然かと思います!
もし、壁面から近い位置に充電口が来るようなEV、駐車環境であれば、
もちろん壁面設置タイプでも問題ないですが、必ずしもそうとは限らないでしょう。
必ず、設置前に駐車環境を確認し、最適な設置タイプを選ぶことが重要です!
その他、はじめてEV充電器を設置する時におさえておくべきポイントはコチラの記事でも紹介しています!
是非あわせて読んでみてくださいね!
V60 Rechargeにオススメの自宅用充電器は?
前述の通り、よりオトクにV60 Rechargeに乗るには、自宅充電が欠かせないと言っても過言ではありません!自宅で充電が出来る事は便利とはいえ、PHEVはバッテリー容量が小さいため、充電頻度は増えてしまいます。
EV充電器と比べ安価に設置可能であるEV充電コンセントは、充電の際に車両に付帯しているケーブルを取り出して使用します。
外出先で急に充電ケーブルが必要になるシチュエーションを考えると充電ケーブルを自宅に置いたままにする事にはリスクがあります。
毎回ケーブルを出し入れするのは少々手間ですよね。更に言えば、充電中に雨が降り、ケーブルが濡れた場合、汚れた場合にも、車両にケーブルを戻す必要があるのは大変面倒と言えます。
そこで筆者がV60 RechargeにオススメするEV充電器は、充電ケーブルが付属しているスマートEV充電器Wallbox「Pulsar Plus」です!
Pulsar PlusはEV充電ケーブルが付属しているため、車両からケーブルを取り出す必要が無く、スマートフォンから充電スケジュールや盗電対策のロックを実施できるEV充電器です!
世界110ヵ国以上で実績があるEV充電器ですので、海外製のEVでも相性はバッチリと言えます!
Pulsar Plusについては、コチラの記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧下さい!
また、国内初の設置工事を当社で実施させて頂きました。
導入事例としてコチラの記事でご紹介しております!
EV充電器設置を任せるなら!
充電器設置については、クルマの車種や駐車場の場所、建物の形によって、設置出来る充電器が異なりますので、是非、弊社までご相談下さい!
お客様に最適な住宅設備をご提案させて頂きます。
各社HPリンク
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