TESLA「Model 3」は2016年に発表され、日本では2019年より販売が開始されました。
TESLAはなんと2022年に販売台数131万台超を記録しています!カリフォルニア州での販売台数でトヨタを追い抜いたニュースも記憶に新しいですね!
持続可能な輸送とエネルギーへの移行を促進することを目的とするTESLAは、
他にも「Model S」「Model X」「Model Y」をリリースしています。
どれもフロントグリルの無い、近未来的なデザインをしているのが特徴です!
この記事ではModel 3を取り上げ、価格や航続距離から、自宅(家庭)用EV充電器の必要性、オススメの充電器まで、幅広くご紹介いたします!
目次
TESLA「Model 3」の概要!
グレード・モデルにはどのようなものがある?
2023年モデルを表に示してみました!
名称 | 価格(税込) | 航続距離(WLTCモード) | 駆動 |
---|---|---|---|
Model 3 | 5,245,600円~ | 565km | 後輪 |
Model 3 ロングレンジ | 6,268,600円~ | 689km | 前輪 |
Model 3 パフォーマンス | 7,005,600円~ | 605km | 前輪 |
モデルによって価格・航続距離・駆動方式が異なりますね!
それぞれの違いが選ぶ際のポイントになりそうです!
航続距離はどのくらい?
Model 3シリーズの航続距離は565~605km (WLTCモード)です!
最もメジャーな「Model 3」であっても、メルセデス・ベンツのEQA(555km)、EQB 250(520km)、BMWのiX3(508km)などを上回る距離であり、その他のモデルであっても一度の充電で長距離・長時間の移動が可能です!
内装はどんな感じ?
TESLA車で最も特徴的な点は、センターディスプレイタッチスクリーンと言えるでしょう!
従来のクルマでは物理ボタンが多数採用されていましたが、TESLA車ではタッチスクリーンだけで多数の機能の制御が可能となっています。
また、iPhone等と同期することでスマホをキーとして使用することも出来ます!
広々としたガラスルーフが標準搭載であり、車内が明るい点も特徴です。
充電口はどこ?
Model 3の充電口は車体後方左側にあります!
他のメーカーのEVでは、普通充電口と急速充電口に分かれていますが、
TESLA車は差込口が1つになっています!
普通充電・急速充電を問わず、常に差込口が同じであるという点もポイントですね!
実はTESLA車のみ他のEVと違い、充電コネクタの形状が異なるのです。
(他のメーカーの充電口については後ほどお話します。)
では、TESLA純正の「ウォールコネクター」やサービスセンター(=SC)のスーパーチャージャーでしかTESLA車の充電は出来ないかというとそうでは無いんです!
一般的な急速/普通充電器にて充電する際は、変換アダプタを挟めば問題ありません。
むしろ、高速道路上 等にある急速充電器は一般的なEVに対応した「CHAdeMO」規格である場合が多く、必ずしも外出先にTESLAのSCがあるとは限らないため、変換アダプタは必須アイテムと言っても過言ではないでしょう!
充電時間はどのくらい?
充電の方法は大別して「急速充電」と「普通充電」があります。
「Model 3」を例にすると、充電時間は、
・急速充電(150kW, スーパーチャージャー):約30分 ※1
・普通充電(6kW):約10時間 ※2
が目安となります!
※1 バッテリー残量10%~80%までの充電時間
※2 残量が無い状態からフル充電までの充電時間
急速充電と普通充電の時間差を比べると、急速充電の方が圧倒的なメリットがあるように見えますよね!
実際に近年では高速道路やディーラー店舗 等、急速充電設備を街中で見かける機会も増えてきたのではないかと筆者自身感じています。
EVオーナーの皆様の中には、充電は外出先だけでという方も少なく無いのではないかと思います。
しかし!筆者は自宅に普通充電器を設置する事を強くオススメ致します!
それは一体なぜなのか?
充電に関する基本の内容とあわせて次項よりご紹介していきます!
自宅(家庭)にEV充電器は必要?
結論!利便性とバッテリーの寿命を考えると非常に重要です!
勿論、高速道路上やディーラー店舗 等に設置されている充電器を利用して、EVを利用する事は可能です。
しかし、ご自宅にEV充電器を導入することで、大きく分けて2つのメリットが得られるのです!
充電そのものを手軽に実施できるようになる
バッテリーの劣化速度を緩やかにすることができる
それでは、メリットについて詳しく見ていきましょう!
まずは、充電器の違いから!
EV充電器は大きく分けて急速充電器と普通充電器の2種類があります!
代表設置場所は是非おさえておきたいポイントで、
急速充電器は高速道路 等の短時間で大幅な充電を必要とする場所、
TESLAの場合は各地のSCも含みますね。
普通充電器は戸建やマンション 等の充電に長時間を要しても良い場所に設置されています!
「Model 3」の充電時間の箇所でも書きましたが、充電速度だけを見ると、
急速充電の方が優れているように見えるかもしれません。
しかし図中にも記載した通り、急速充電は一気に充電を進めるために、
普通充電に比べバッテリーに対する負荷が大きくなります!
バッテリーの劣化はEVの航続距離に大きな影響を及ぼすため、
外出先で充電がピンチになった時以外は、原則普通充電でEVを利用することが圧倒的にオススメです!
1度の充電での走行距離が短くなるということは、充電の頻度も必然的に増える事となります。
PHEVであれば充電が無くなってもガソリンで走行することが可能ですが、
EVの場合は、外出先で充電が無くなり走行不可となるリスクに直結しますよね!
自宅のEV充電器でEVの利便性がグッと上がります!
外出先で充電をする事を踏まえると、急速充電器は従来のガソリンスタンドに近しいものと捉えられるでしょう。
誰しも一度は「ガソリンスタンドが自宅にあったらな」と考えた事があるのではないでしょうか!
この思いを実現することが出来るのが自宅(家庭)用EV充電器なんです!
前述の通り、確かに普通充電器は満充電まで約10時間以上を要します。
一方で、例えばModel 3では航続距離が565~689kmとなっており、毎日満充電から充電が無くなるまでEVを使用するという事はどちらかと言えばレアケースではないでしょうか?
帰宅後に自宅のEV充電器を使って、当日使用した分を充電する。
そうすれば翌日はEVの充電残量を気にしなくてよくなるでしょう!
また、外出先や経路内に急速充電器があったとしても、
設置が進んでいるとはいえ台数は限られ、希望するタイミングで他の方が使用している等の可能性は大いにあります。
自宅にEV充電器を設置することがEVを安心かつ快適に使用するためには不可欠と言えます!
自宅(家庭)用のEV充電器はどのように選べば良い?
ズバリ、次の2つのポイントから自宅に設置する充電器を選ぶことをオススメいたします!
自宅の駐車環境
EVの使用頻度や使い方
それぞれ詳しく見ていきましょう!
ポイント① 自宅の駐車環境!
自宅用EV充電器には大きく分けて、スタンド設置と壁面設置の2タイプがあります!
こちらの表をご覧ください!
設置費用を見ると壁面設置タイプに手が出やすくなってしまいますが、
EV特有の理由から、自由度の高いスタンド設置タイプを是非ご検討頂きたいのです!
そのEV特有の理由とは、EVによって充電口の位置が大きく異なる事です!
こちらの画像をご覧頂くと一目瞭然かと思います!
もし、壁面から近い位置に充電口が来るようなEV、駐車環境であれば、
もちろん壁面設置タイプでも問題ないですが、必ずしもそうとは限らないでしょう。
必ず、設置前に駐車環境を確認し、最適な設置タイプを選ぶことが重要です!
ポイント② EVの使用頻度や使い方!
前述の通り、自宅用のEV充電器の出力は大きく分けて、3kW/6kWの種類があります!
3kW/6kWそれぞれ、どんな方にオススメかをまとめてみました!
日常的な走行距離が短かったり、使用頻度が少なければ、3kWの充電器でも十分とは言えます。
しかし、急な長距離外出等により一気に大きくEVの電力を消費した際には、
その分充電時間も長くかかってしまいます。
EVの用途が限定されないのであれば可能な範囲で高出力のEV充電器を設置することがオススメです!
その他、はじめてEV充電器を設置する時におさえておくべきポイントや、
安価なコンセントタイプではなくケーブル付属タイプの充電器をオススメする理由は、
コチラの記事でも紹介しています!
是非あわせて読んでみてくださいね!
Model 3にオススメの自宅用充電器は?
バッテリー容量は非公開ですが、航続距離を鑑みると各種EVの中でも容量が大きい部類に属します!
バッテリー容量が大きいという事は、充電残量が少なくなった際に、満充電まで時間を要するということ。
つまりなるべく早く充電ができる高出力な普通充電器がオススメということになります!
では、自宅に充電器を設置するとなった場合、何を選べば良いのか?
純正の「ウォールコネクター」は選択肢に入ってくるでしょう。
やはり純正というだけあり、相性は抜群と言えます!
一方で、セカンドカーや乗換で将来的に他のメーカーのEVも検討するとなれば、少し状況が変わります。
2023年7月現在ではTESLAを除くメーカーのEVにおける普通充電は端子が統一されています。
TESLAの端子から一般的な普通充電の端子に変換するアダプタも販売されております。
優先順位を考えて設置する充電器を決定する事が大切ですね!
一般的な普通充電端子に対応したオススメのEV充電器はWallbox社「Pulsar Plus」です!
Pulsar Plusは最大6.0kWまで出力を調整することができ、
スマートフォンから充電スケジュールや盗電対策のロックを実施できるEV充電器です。
Pulsar Plusについては、コチラの記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧下さい!
実際に弊社で、TESLA車からVOLVO「XC40 Recharge」へ乗換えのお客様のご依頼で、
ウォールコネクターからPulsar PlusにEV充電器を交換した事例もあります。
ご参考に是非コチラからご覧ください!
EV充電器設置工事を任せるなら!
充電器設置については、クルマの車種や駐車場の場所、建物の形によって、設置出来る充電器が異なりますので、是非、弊社までご相談下さい。お客様に最適な住宅設備をご提案させて頂きます。
各社HPリンク
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