2022年夏頃に一部仕様向上がされた日産の新型のEV人気車種【リーフ】。2010年12月に誕生した初代モデルのリーフですが、発売して以降、グローバルで累計約30万台を発売している人気車種。
日産ブランドを代表する電気自動車だけあって、車種の色・グレードが多数選べるため、お客様のライフスタイルにあった自分だけの車を選べるのが特徴です。
日産リーフの走行の特徴としては、「e-pedal」が装備されている事が挙げられます。E-pedalによりアクセルペダルだけで発進、減速、停止までコントロールする事が出来ます。
アクセルペダルから足を離すと、回生ブレーキと通常ブレーキ双方を自動的に制御し、車を減速、停車させる事ができ、使い方によっては、ブレーキを踏むことがなくワンペダル運転が可能になります。
ドライバーの運転軽減にも繋がるとの事で、リーフユーザーから好評な機能となっています。
EVであるからこそ、忘れてはいけないのが「充電」です。
EVにおける充電は、ガソリン車における給油にあたりますね。ところがガソリンから電気に「動力源が変わるだけ」と考えてしまうと、実は不十分なんです。
最大の違いは、EVの充電には時間を要する点です。
だからこそ今、自宅にEV充電器を設置することに注目が集まっているんですね。
この記事ではリーフの紹介となぜEV充電器が必要なのかについて詳しく解説していきます。
【目次】
1. 日産リーフについて
l 日産リーフの概要
2. リーフと自宅用EV充電器
l まとめ
日産 リーフの概要
初代リーフは2010年12月誕生した日産を代表する電気自動車です。
リーフという名前は、自然界において葉が大気を浄化するように、「日産リーフ」が走行時の排出ガスをなくすことを意味したネーミングになっています。
2022年夏には一部仕様を変更するマイナーチェンジが予定されており、一部のグレードを廃止し、さらなるEV車の普及に向けて価格の改定を実施しています。
現在発売されているモデルは2017年にフルモデル変更を行った2代目となり、初代モデルと比べて搭載バッテリーが大幅に強化され、航続距離が改善されたことが特徴です。
車内の視認性はもちろん操作性も良く、身近なパソコンのマウスで車を操縦しているかと思うようなシフトレバーを搭載しています。
また、充電時が車外からでも充電状況がしっかりわかるようになっています。
気になるリーフの価格と補助金による優遇
日産リーフのメーカー小売価格は、搭載のバッテリーサイズにより大きく異なりますがXグレード(バッテリー40kwh)3,709200円(税込)、e+Xグレード(60kwh)4,225,100円(税込)となっています。
標準のXグレードは、搭載バッテリーサイズが40kwh、e+Xグレードは搭載バッテリーが60kwhとなっています。
バッテリー総電力量が異なる事で、航続距離が大きく異なる為、車の使用のライフスタイルに合ったグレードを検討する事をおススメします。
航続距離については次項でご説明致します。
補助金の制度は各自治体によって異なりますが、
例としてNISSAN本社のある神奈川県で日産リーフ e+Gを購入すると、最大89.85万円が優遇されます。
(令和4年度補正予算クリーンエネルギー自動車導入促進補助金85万円、エコカー減税重量税3万円、グリーン化特例軽自動車税1.85万円)
※補助金・サポートには申請期限があります。制度内容や金額について変更の可能性もあります。
※補助金の詳細については自動車メーカー及びお住まいの市町村のホームページにて御確認ください。
人気車種の燃費!リーフの航続距離は?
気になる、「リーフ」の航続距離はなんとXグレードで322km(WLTCモード)になります。
航続距離が322kmは、長距離を走行する方については少し心配になってしまう距離だと思います。
ちなみ、筆者がレンタカーでリーフを借りて、横浜~千葉の勝浦まで日帰り出張に行った際に、満充電で横浜を出発しましたが、帰りの充電は残っておらず、途中ディーラーにて充電をして帰ってきました。
自分のカーライフに合わせたグレードを購入する事をおススメ致します。
なお、日産リーフe+Xグレードは(60kwhバッテリー搭載車)の航続距離は450km(WLTCモード)ですので、かなり航続距離が走れる車であるのは間違いないです。
航続距離を気にせず旅行を楽しみながら、帰宅後、自宅で充電をする事が出来る身近なEV車が誕生しました。
※走行距離はお客様の使用環境や運転方法、整備状況による値は異なります。
※上記充電時間の目安は日産リーフ(40kwhバッテリー搭載車)の目安充電時間となります。
リーフの充電口はどこ?
日産リーフの充電口はフロントグリルの上部に充電口を配置しており、フタを開けると急速充電口と普通充電口が並んで装備されています。
慣れない充電作業の際にもフロントに充電口があった方が充電口に迷わないというメリットもありますが、自宅で充電する際は充電器の設置場所については注意が必要です。
なぜ注意が必要かは後程記載致します。
リーフに自宅用EV充電器は必要?
航続距離の箇所で触れたように、リーフXグレード(40kwh)については航続距離が322km(WLTCモード)ですので、長距離を出掛ける方については、自宅と目的場所での充電が必須となります。
充電を必要とした際は、公共のEV充電器を活用することで充電を行うこともできます。
ただ、地域によってはEV充電器自体の設置場所がまだ少なく、目的地にEV充電器設置されていないことが多いことや、設置されていても他の人が使っていて使えない場合などがあることを考えると、あまり現実的ではありません。
このような現在のインフラの状況を考えると、走行を終える度に自宅で充電ができ、電気切れを意識せずEVを使用できる自宅用EV充電器は必要ではないでしょうか。
住宅によって選び方が異なるEV充電器
自宅用EV充電器設置といっても、自宅の形状によって設置方法が異なるので注意が必要です。
充電機器は大きく分けて「スタンドタイプ」「壁面取付タイプ」があります。
「スタンドタイプ」
充電位置と建物が離れている場合におすすめタイプになります。
「壁面タイプ」
充電位置と建物が近い場合に設置をおススメ致します。
充電器のタイプを選ぶには、EVの充電口の位置・駐車の向き・自宅の駐車場の状況を考慮してタイプを選択する必要があります。
家庭用EV充電器の選び方
EV充電器のタイプがわかったところで、そもそもEV充電器にはどんなメーカーがあるのでしょうか。
EV充電器の代表的なメーカーは「パナソニック」と「日東工業」です。
パナソニック製品の特長
幅広い商品ラインナップになっており、コンセント型充電器から充電ケーブルが付属している機など、ご利用シーンに合わせた最適な商品がお選び頂けます。
日東工業製品の特長
pit-2Gという通信型の普通充電器があり、電気代が安い時間帯を優先し、ランニングコストを削減し、イニシャルコストも抑える機能も搭載されている製品です。
(通信モデルの場合、4G通信を使用しているため別途契約が必要となります)
なお、V2Hという商品も取り扱っています。
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コンセント型 普通充電器 | 充電ケーブル付属 普通充電器 | V2H |
リーフにオススメのEV充電器は?
車を購入時は、充電ケーブルが付属されていますが、自宅で充電する際は、充電器側に充電ケーブルが付いている商品がオススメです。
自宅で充電する際にわざわざ車両のトランクルームから充電ケーブルを出し入れするのは、本当に面倒です。
筆者が日産リーフにおすすめするEV充電器はパナソニックDNH326ELSEEV hekia sMode3 6kwと専用のDポールを組み合わせたスタンドタイプ型のEV充電器です。
日産リーフの充電口はフロントグリルの上部に充電口を配置していますが、何故日産リーフはフロントグリルの上部に配置しているかというと、一つの目的としては、EVを広めるという目的があったと言われております。
急速充電口と普通充電口が左右に分かれてしまうと、充電の際に迷ってしまう事もあるので、その点では充電口がフロントにあると便利です。
しかし、リーフを保有しているお客様から良く御相談を頂くのは、近所の電気屋さんにて車の納車前に充電器を設置した際に、自宅の壁面に充電器を設置したら、充電ケーブルが届かないので、何とかならないかなどの問い合わせを頂く事があります。
車の充電口の場所を知らずにEV充電器を設置してしまうと、充電ケーブルの長さが足りなかったりして、今まで後ろ向きに駐車していたのに、充電ケーブルが届かないから前向き駐車になってしまいます。
そこでリーフにおすすめの充電器はパナソニックDNH326ELSEEV hekiaと専用Dポールスタンドの充電器です。
頻繁に使用する充電器だからこそ、充電器の設置場所を選ばないパナソニック製のDNH326ELSEEV hekiaと専用Dポールスタンドの充電器をおススメ致します。
最近は新築マンションなどにも採用されており、おしゃれなマンションなどでもデザイン性を損なわず、充電能力も優れているなどの理由で採用をされています。
また、日産リーフ(40kwhバッテリー搭載車)で3kwの普通充電器で充電した場合は約16時間が必要となりますが、6kwの充電器を使用する事で3kwの約2倍の出力で充電出来るので約8時間で充電が終了する事になります。
EV充電器設置を任せるなら
充電器設置については、クルマの車種や駐車場の場所、建物の形によって、設置出来る充電器が異なりますので、是非、弊社までご相談下さい。お客様に最適な住宅設備をご提案させて頂きます。
まとめ
世界的にも日本のEV車で最も名前が知られているのは日産リーフと言われています。
初代リーフが発売されて約10年が経過しますが、日本のEV車をけん引してきたリーフもどんどん進化して、航続距離も発売当初は200km前後でしたが、300km~400kmまで走行が出来るようになりました。
ここからEVの普及が一気に加速していく中で、日本のEV充電のインフラはまだまだ追いついていません。そうした中で自宅のEV充電器の重要性は高まっていきます。
EV充電器の設置はクルマと住宅の両方熟知している必要性があるからこそ、EV充電器の設置はIDMにぜひおまかせくださいませ。
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