エクリプス クロスは2018年に登場しました。当時はガソリンモデルのみでしたが、2020年にPHEVモデルが登場、2021年12月より現行のモデルが発売されています。
スペックは、バッテリーは13.8kWh・航続距離は57.3km(WLTCモード)となっています。
バッテリー駆動のみの純粋なEV(以下、BEV)と比べると航続距離が短くなっていますが、
日々の通勤やお買い物といったチョイ乗りぐらいであれば、ガソリンをほとんど使用せず走行することができます。
BEVの場合はバッテリーが無くなれば走行不可となってしまうため、
残量を意識しながら運転する必要があります。
一方で、エクリプスクロスはPHEVであるためガソリンでの走行も可能ではあります。
しかし電気の方が走行コストが低くなることが知られているため、おすすめです。
BEVと比べ航続距離が短い分、充電も短時間で済むようになっているため、
街中の数少ない急速充電器を探すよりもご家庭で充電することを非常におすすめします。
この記事ではエクリプスクロス PHEVのご紹介とオススメの自宅(家庭)用充電器について詳しく解説していきます。
【目次】
1. 三菱「エクリプスクロス PHEV」について
2. エクリプスクロス PHEVと自宅(家庭)用EV充電器
l まとめ
三菱「エクリプスクロス PHEV」の概要
エクリプスクロス PHEVは、コンパクトなボディに電動4WDを搭載し、市街地や高速道路、
山道といった環境に合わせて自動で走行モードが切り替わります。
また、走行中でも停車中でもエンジンの発電を利用して駆動用バッテリーが充電できる
といった特徴を持っています。
走行性能だけではなく内装も洗練されており、航空機のコックピットを思わせるスポーティな運転席や、
モーターとエンジンの状況を一目で確認できるパワーメーターが搭載されています。
気になるエクリプスクロス PHEVの価格と補助金による優遇
エクリプスクロス PHEVのメーカー小売価格は、
Mグレード:3,848,900円・Gグレード:4,240,500円・Pグレード:4,510,000円(税込)となっています。
【Mグレード】
エントリーグレードであり、ハロゲンヘッドライト、上級ファブリックのシート表皮、
合成皮革のドアアームレスト、運転支援システムe-アシストが標準搭載等が特徴です。
【Gグレード】
中間グレードであり、LEDヘッドライト、ヘッドアップディスプレイの標準搭載、
スエード調素材×合成皮革のシート表皮、パワーシート、シートヒーターが標準搭載、
レーダークルーズコントロールシステムが標準搭載等が特徴です。
【Pグレード】
最上位グレードであり、アクセル・ブレーキがアルミペダルに、
スマートフォン連携ナビが標準搭載、後側方車両検知警報システム・後退時車両検知警報システムが
標準搭載となる等が特徴です。
エクリプスクロス ガソリンモデルと比較すると同グレード帯で+100万円前後となるイメージですが、
補助金を利用することでPHEVでありながらかなりお求めやすい価格になります。
補助金の制度は各自治体によって異なりますが、例として神奈川県でエクリプスクロス Mグレードを購入すると、
最大55万円が優遇され、3,298,900円(税込)となります。
(令和4年度予算クリーンエネルギー自動車導入促進補助金55万円)
※補助金・サポートには申請期限があります。制度内容や金額について変更の可能性もあります。
※補助金の詳細については自動車メーカー及びお住まいの市町村のホームページにて御確認ください。
街乗りなら十分?エクリプスクロス PHEVの航続距離は?
気になる、エクリプスクロス PHEVの航続距離は57.3km(WLTCモード)になります。
日々の通勤やお買い物といったチョイ乗り用途では十分な距離であり、街乗り用としてピッタリと言えるでしょう。
エクリプスクロス PHEVの充電口はどこ?
エクリプスクロス PHEVの充電口は車体の後方右にあります。
左が普通充電口、右が急速充電口になっています。
また、ガソリンの給油口は車体の後方左にあります。
エクリプスクロス PHEVに家庭用EV充電器は必要?
前述のとおり、エクリプスクロス PHEVの航続距離は57.3km(WLTCモード)となっており、
同じく三菱の「ekクロス EV」の航続距離が180km(WLTCモード)であることを踏まえると、
出来るだけバッテリー駆動で運転をしたい方にとっては少し多めの頻度で充電しなければならないことになります。
一方で、地域によってはEV充電器自体の設置場所がまだ少なく、目的地にEV充電器設置されていないことが多いことや、設置されていても他の人が使っていて使えない場合などがあることを考えると、あまり現実的ではありません。
エクリプスクロス PHEVは普通充電(AC200V/14.5A)で約4.5時間で満充電でき、タイマー充電機能もついています。
現在のインフラの状況を考えると、走行を終える度に自宅で充電ができ、電気切れの不安を持たずに済むため、
ご家庭にEV充電器を設置することを強くオススメします。
住宅によって選び方が異なるEV充電器
自宅用EV充電器設置といっても、自宅の形状によって設置方法が異なるので注意が必要です。
充電機器は大きく分けて「スタンドタイプ」「壁面取付タイプ」があります。
「スタンドタイプ」
充電位置と建物が離れている場合におすすめタイプになります。
「壁面タイプ」
充電位置と建物が近い場合に設置をおススメ致します。
充電器のタイプを選ぶには、EVの充電口の位置・駐車の向き・自宅の駐車場の状況を考慮してタイプを選択する必要があります。
家庭用EV充電器の選び方
EV充電器のタイプがわかったところで、そもそもEV充電器にはどんなメーカーがあるのでしょうか。
EV充電器の代表的なメーカーは「パナソニック」と「日東工業」です。
パナソニック製品の特長
幅広い商品ラインナップになっており、コンセント型充電器から充電ケーブルが付属している機など、ご利用シーンに合わせた最適な商品がお選び頂けます。
日東工業製品の特長
pit-2Gという通信型の普通充電器があり、電気代が安い時間帯を優先し、ランニングコストを削減し、イニシャルコストも抑える機能も搭載されている製品です。
(通信モデルの場合、4G通信を使用しているため別途契約が必要となります)
なお、V2Hという商品も取り扱っています。
コンセント型 普通充電器 | 充電ケーブル付属 普通充電器 | V2H |
エクリプスクロス PHEVにオススメのEV充電器は?
車の購入時は、充電ケーブルが付属されていますが、自宅で充電する際は、充電器側に充電ケーブルが付いている商品がオススメです。
筆者がエクリプスクロス PHEVにおすすめするEV充電器はパナソニックDNH326ELSEEV hekia sMode3 6kw(充電ケーブル搭載)です。
エクリプスクロス PHEVは、代表的なEV車と違って充電口が後方右に設置されています。
車の充電口の場所を知らずにEV充電器を設置してしまうと、充電ケーブルの長さが足りなかったりして、今まで後ろ向きに駐車していたのに、充電ケーブルが届かないから前向き駐車になってしまったなどのケースがあります。
パナソニックDNH326ELSEEV hekiaは自宅の壁面に設置しても充電器のサイズで小さくデザイン性もある充電ケーブル付属の充電器だからです。また、オプションにてスタンドタイプにも変更が可能です。
最近は新築マンションなどにも採用されており、おしゃれなマンションなどでもデザイン性を損なわず、充電能力も優れているなどの理由で採用をされています。
EV充電器設置を任せるなら
充電器設置については、クルマの車種や駐車場の場所、建物の形によって、設置出来る充電器が異なりますので、是非、弊社までご相談下さい。お客様に最適な住宅設備をご提案させて頂きます。
まとめ
エクリプスクロス PHEVはBEV車と違いバッテリー切れの際はガソリンで走行可能な点が、
安心に繋がると考えられます。
ここからEVの普及が一気に加速していく中で、日本のEV充電のインフラはまだまだ追いついていません。
そうした中でご家庭のEV充電器の重要性は高まっていきます。
EV充電器の設置はクルマと住宅の両方熟知している必要性があるからこそ、EV充電器の設置はIDMにぜひおまかせくださいませ。
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